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昔の話

なんとなく急に、じいちゃんのこと考えてた。お盆ですし。

母方のじいちゃんは刑務所で働く刑務官だったらしい。

だからなのか、普段から箸の持ち方や姿勢に厳しくて怖い人だったと母は言っていた。

そんな絶対君主的じいちゃんと、ばあちゃんに最後に会ったのは3歳の頃。実家長崎へ。

けっこういろんなことをハッキリ覚えている。庭を歩いたり、父に呼ばれて嬉しくて駆け寄った時の気持ちとか。

父に抱っこされてるのが好きだったから、引き離されてじいちゃんに抱っこされんのがすごく嫌で泣いた。

怖い顔してるからなあ、嫌なんだろうなあ、って言うじいちゃんの顔をみてすごく申し訳なくなった。

そうじゃない、今は嫌だったの。

タイミングの問題なんだよ!と小ちゃかったわたしは思ってた。

それから帰るまで遠慮してるのか一度も抱っこされなかったのが寂しくて、別に言ってくれればさせるのにってずっと思ってた。

みんな不器用。

そのまま会わない間に二人共亡くなって、葬式にも行ったらしいけどこの辺の記憶はない。

(そのときに前の会社に入れてくれた社長と会ってるらしい。これも全然覚えてない。)


ーってことを高校生の頃思い出して、あの時じいちゃんに抱っこさせてあげたかった、寂しそうな顔してて申し訳なかったなって罪悪感がフツフツと湧いた。

ちょーど進路のことで病んでた時期で、母が急にわたしを墓参りに連れてかなくちゃと思ったらしい。急遽長崎へ飛んだ。初めての墓参りだった。

お墓の前に座った途端急に涙がこみ上げてきて、あの時は抱っこ拒否してごめんなさいって気持ちでいっぱいになった。ここに来れて嬉しいような、やっと来れたようなよく分かんない感情だった。

全然気にしてないから、それよりも来てくれてありがとね、って言われてる気分になった。なんか不思議だけど、ふわ〜って3歳の頃のわたしが許されたような気持ちになった。


その頃神経症と鬱っぽさ、人も怖くて将来が怖くて仕方ない学校生活を送ってたけど、

ああ、なんとなく自分はこれから少しずつ何かが変わっていくかも、強烈な自己否定の原因が分かるかもしれないって、思った。


まああれから5年以上経って今も出てくる症状は変わらないんだけど。。パニック障害出ちゃったし。

1番辛い学校生活抜けて、ちょっとずつ小出しでゆるゆる昇ってる感覚はある。。でも、未来なんて分かんないけど。


つーか元はと言えば厳しいじいちゃんの影響で母が学校休んだりすると怒るし普段から言うこと聞けとかコントロールしてくんじゃん恐怖植え付けてくんじゃんまじ辛み。


ももう親の顔色伺いたくないし、自分の人生生きたいし。

じいちゃんのこと思い出して、母ってすごくクソ真面目でクソ素直でじいちゃんの言う通りにしてきたんだな、そうゆう人なんだって分かった。厳しく接することがじいちゃんの愛だったのかな?

。。分かんないけど、素直に受け取ってきた母は結構可愛い人なのかもしれない。


うん、急にそー思った。。

そして、自分もその要素めっっちゃ受け継いでるわ。。と思った。

母とわたしはなんだかんだ似てる。

世間知らずで思い込み激しいところも似てる。。ムカつく。



自分の気持ちと、相手の気持ちと、事実を俯瞰で見るのと、そのバランス。